“空體”の読み方と例文
新字:空体
読み方割合
くうたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何も分らない空體くうたいの時に死ぬ方がいい、人生の味ひが分つて、悲痛に悲痛を重ねて來ると、却つて未練が多くなるものだ、と云ふやうなことを考へてゐると
氷峰は、珍客と稱してゐる者の爲めに三日三晩を殆ど空體くうたいに過した上、金主に叱られたりしたのを返り見
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)