空薫そらだ)” の例文
心憎いほどの空薫そらだきをさせたり、姫君の座をつくろったりする源氏は、親でなく、よこしまな恋を持つ男であって、しかも玉鬘たまかずらの心にとっては同情される点のある人であった。
源氏物語:25 蛍 (新字新仮名) / 紫式部(著)