“空望”の読み方と例文
読み方割合
くうぼう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(こう寒くてはやりきれぬ)とか、そんな弱い、今日をむなしくして先ばかりを空望くうぼうするような声は、この小丸山の法室ではまったく聞かれなかった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もししからずんばこれ空望くうぼうのみ。億万の空望は一の実行に敵するあたわざるなり。社会には社会必然の情勢あり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)