“穴洞”の読み方と例文
読み方割合
けつどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
胸の鼓動こどうとともに、髪の根までが、ぞくッとして来た。たとえば、こころにもない穴洞けつどうに立ち迷って、思わず、四辺あたりのしじまを試してみるように、奥へむかって、彼は大声で言っていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)