稿筵わらむしろ)” の例文
家内を見れば稿筵わらむしろのちぎれたるをしきならべ(いねむぎのできぬ所ゆゑわらにとぼしく、いづれのいへもふるきむしろ也)納戸なんど戸棚とだなもなし、たゞ菅縄すげなはにてつくりたるたなあるのみ也。
おくの方に四畳よでふばかりの一ありて、へだてには稿筵わらむしろをたれてあり。