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秩父颪
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ちちぶおろし
ふりがな文庫
“
秩父颪
(
ちちぶおろし
)” の例文
秩父颪
(
ちちぶおろし
)
の烈しい晩など、サーッと軒を払って散る
淅瀝
(
せきれき
)
の声が止むと、乾き切った杉の皮がサラサラと鳴る。ト、ト、トと、なずなを
刻
(
きざ
)
むような音を屋根裏で聞くと、老人は眉をひそめて
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
どこの
草葺
(
くさぶき
)
屋根にも、この防風林がつきもので、十
方
(
ぽう
)
碧落
(
へきらく
)
のほか何ものも見えない平野にあっては、時折、気ちがいのようにやッて来る
旋風
(
つむじかぜ
)
や、
秩父颪
(
ちちぶおろし
)
の通り道のようになっている地形上
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
秩
常用漢字
中学
部首:⽲
10画
父
常用漢字
小2
部首:⽗
4画
颪
漢検1級
部首:⾵
12画
“秩父”で始まる語句
秩父
秩父銘仙
秩父縞
秩父銘撰
秩父在
秩父境
秩父屋
秩父嵩
秩父嶺
秩父根