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ちちぶおろし
ふりがな文庫
“ちちぶおろし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
秩父颪
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秩父颪
(逆引き)
秩父颪
(
ちちぶおろし
)
の烈しい晩など、サーッと軒を払って散る
淅瀝
(
せきれき
)
の声が止むと、乾き切った杉の皮がサラサラと鳴る。ト、ト、トと、なずなを
刻
(
きざ
)
むような音を屋根裏で聞くと、老人は眉をひそめて
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
どこの
草葺
(
くさぶき
)
屋根にも、この防風林がつきもので、十
方
(
ぽう
)
碧落
(
へきらく
)
のほか何ものも見えない平野にあっては、時折、気ちがいのようにやッて来る
旋風
(
つむじかぜ
)
や、
秩父颪
(
ちちぶおろし
)
の通り道のようになっている地形上
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ちちぶおろし(秩父颪)の例文をもっと
(2作品)
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