“私得”の読み方と例文
読み方割合
ほまち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然しお定も、二三年前から田のくろに植ゑる豆を自分の私得ほまちに貰つてるので、それを賣つたのやら何やらで、矢張九圓近くも貯めてゐた。
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
然しお定も、二三年前から田のくろに植ゑる豆を自分の私得ほまちに貰つてるので、それを売つたのやら何やらで、矢張九円近くも貯めてゐた。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)