“福音書”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふくいんしょ75.0%
ふくいんしよ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはちょうどキリストの信仰というものは福音書ふくいんしょの中にあるようなものがほんとうの信仰でありまして、それを社会と調和するようにしたり
生活と一枚の宗教 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
僕はさきのアストンのげんおよび黒住くろずみ氏の所説を読んで、これをげんに我が周囲に行わるるいわゆる神道しんとうに比すると、ちょうど『新約聖書しんやくせいしょ』の福音書ふくいんしょを見た目で
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
善良なる家庭の人と交る事を此方こなたからいさぎよしとしなかつた。醜業汚辱の巷は私が唯一の公園であつた。ボオドレエルの詩集「惡の花」は私が無上の福音書ふくいんしよであつた。
歓楽 (旧字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)