祥子しょうこ)” の例文
英夫の家へ行く、路地の曲り角に、低い石の透垣すかしがきをまわした、洒落しゃれた家がある。——二、三年前まで、英夫の同級生の、祥子しょうこたち一家の住んでいた家だった。
秘境の日輪旗 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)