神座クラ)” の例文
この倉は、地上に柱を立て、その脚の上に板を挙げて、それに、五穀及びその守護霊を据ゑて、仮り屋根をしておく、といふ程度のものであつたらしく、「神座クラなる棚」の略語、くらの義である。
たなばたと盆祭りと (新字旧仮名) / 折口信夫(著)