祇女ぎじょ)” の例文
「都へ出て、浮川竹うきかわたけ白拍子しらびょうしのはかないつとめをいたしておりますうちに、妹の祇女ぎじょとともに、あの入道殿のお見出しにあずかって、寵愛を一身にうけるようになりました」
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)