碧空おをぞら)” の例文
草木の多くは太陽に酔ひ、また碧空おをぞらに酔ふが、時季が時季のこととて、今は太陽の盞も水つぽつくなり、大空の藍碧もすすけきつてゐる。
水仙の幻想 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)