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砂塵
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さぢん
ふりがな文庫
“
砂塵
(
さぢん
)” の例文
自動車の旅と少しも変らない程、
砂塵
(
さぢん
)
が何処からか吹き込んで来るのには、二人とも閉口だつた。どんな
贅沢
(
ぜいたく
)
な設備も、黄ろい砂塵の吹きこむ列車は不潔である。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
枯野行く
幌馬車
(
マアチヤ
)
の軋みきこえゐて春浅きかなや
砂塵
(
さぢん
)
あがれり
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
自動車の
太輪
(
ふとわ
)
の
砂塵
(
さぢん
)
もうもうとたちけむりつつ道の
辺
(
べ
)
の桜
桜
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
みれば
砂塵
(
さぢん
)
を蹴立てつゝ、路無き原を
直道
(
ひたみち
)
に
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
“砂塵”の意味
《名詞》
砂塵(さじん、稀:しゃじん)
砂埃。
(出典:Wiktionary)
砂
常用漢字
小6
部首:⽯
9画
塵
漢検準1級
部首:⼟
14画
“砂塵”で始まる語句
砂塵埃