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砂嚢
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さのう
ふりがな文庫
“
砂嚢
(
さのう
)” の例文
知らない
砂嚢
(
さのう
)
で呑みこむように読む——正にベンチに腰かけた満四歳の子供が二セントの金ぴか表紙の『シンデレラ物語り』を
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
七面鳥も彼の眼には、うまそうに
串
(
くし
)
ざしになって、
砂嚢
(
さのう
)
は羽の下にかくして、おそらくは、かおりのよいソーセージを首飾りにしているように思われた。
スリーピー・ホローの伝説:故ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿より
(新字新仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
一度完備すればほとんど一つの角面
堡
(
ほ
)
ともなるべきその砲兵隊は、ごく低い
塀
(
へい
)
の後ろに配置され、
砂嚢
(
さのう
)
の被覆と大なる土堤とで急速におおわれた。しかしその工事は全部済んではいなかった。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
“砂嚢”の解説
砂嚢(さのう、英: gizzard、鳥類においては ventriculus、gastric mill、 gigerium とも)は鳥類、爬虫類、ミミズ、魚類などに見られる消化器官である。分厚い筋肉(平滑筋)からなる袋状あるいは管状の器官で、食べたものをすりつぶす機能を持つ。小石などを利用して消化の助けとする種もある。昆虫や軟体動物では、砂嚢の中にキチン質の小板や歯のような構造を持つものもある。平滑筋を多く含むため、筋肉の研究材料に用いられている。
(出典:Wikipedia)
砂
常用漢字
小6
部首:⽯
9画
嚢
漢検準1級
部首:⼝
18画
“砂”で始まる語句
砂
砂利
砂漠
砂礫
砂埃
砂塵
砂糖
砂丘
砂煙
砂地