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矢来町
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やらいちょう
ふりがな文庫
“
矢来町
(
やらいちょう
)” の例文
旧字:
矢來町
その一つは
端書
(
はがき
)
で「今朝ハ失敬、今日午後四時頃夏目来訪只今(九時)帰申候。寓所ハ牛込
矢来町
(
やらいちょう
)
三番地
字
(
あざ
)
中ノ丸丙六〇号」
子規自筆の根岸地図
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
暑中休暇には二人連れで三日ばかり
箱根
(
はこね
)
へ出掛ける。郊外の家はその前に畳んで
牛込
(
うしごめ
)
矢来町
(
やらいちょう
)
に移っていたので、毎晩手をひきつれて
神楽阪
(
かぐらざか
)
の夜店を見歩く。二人の新婚生活は幸福であった。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
帰朝当座の先生は
矢来町
(
やらいちょう
)
の奥さんの実家
中根
(
なかね
)
氏邸に
仮寓
(
かぐう
)
していた。自分のたずねた時は大きな木箱に書物のいっぱいつまった荷が着いて、
土屋
(
つちや
)
君という人がそれをあけて本を取り出していた。
夏目漱石先生の追憶
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
“矢来町”の解説
矢来町(やらいちょう)は、東京都新宿区の町名。「丁目」の設定のない単独町名である。住居表示未実施。
(出典:Wikipedia)
矢
常用漢字
小2
部首:⽮
5画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“矢来”で始まる語句
矢来
矢来下
矢来押
矢来杭
矢来越
矢来目陣
矢来倶楽部