真継まつぎ)” の例文
やがて追放の期も過ぎて辻川へ帰って来たが、この祖母の養子が先に語った陶庵で、彼は離縁されて後は生野で悠々自適、真継まつぎという男児一人の家に入夫した。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)