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真昼中
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まひるなか
ふりがな文庫
“
真昼中
(
まひるなか
)” の例文
だが、夏もやがて近い
真昼中
(
まひるなか
)
、
朗明
(
ろうめい
)
であって陰湿がない。どこかで石屋の
鑿
(
のみ
)
の音がする、かッたるそうに
刻
(
きざ
)
んでいた。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
殊に昼舟と断ったのは、朝でもなく夕方でもなく——勿論夜でもなく——春の
日永
(
ひなが
)
の頃の、しかも
真昼中
(
まひるなか
)
であるというところに、一層ゆったりしたような心持を含ませたものであろう。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
ここへかく
真昼中
(
まひるなか
)
、参上できた
面
(
おもて
)
でもござりませぬが、きょうは改めてのお詫び——また、あわせて年景が
慚愧
(
ざんき
)
を吐いてのお願いの儀あって推参いたしました。なにとぞ、宏大なご仁慈を
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
昼
常用漢字
小2
部首:⽇
9画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“真昼”で始まる語句
真昼間
真昼
真昼時
真昼過