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真崎稲荷
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まっさきいなり
ふりがな文庫
“
真崎稲荷
(
まっさきいなり
)” の例文
遥なる
木母寺
(
もくぼじ
)
の
鉦鼓
(
しょうこ
)
に日は暮れ、
真崎稲荷
(
まっさきいなり
)
の赤き
祠
(
ほこら
)
に降る雪の美し(下巻第六図)と見る
間
(
ま
)
もなく
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
あるいは
橋場
(
はしば
)
の
瓦斯
(
ガス
)
タンクと
真崎稲荷
(
まっさきいなり
)
の老樹の如き、それら工業的近世の光景と江戸名所の悲しき遺蹟とは、いずれも個々別々に私の感想を錯乱させるばかりである。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
川霧立まよふ頃の夕まぐれ、ここの渡しをいそぎ橋場の岸近くなる時
真崎稲荷
(
まっさきいなり
)
の森かげをぬひて
廓
(
くるわ
)
の灯を望み見たりし情景も明治四十一年の頃には既に過ぎし世の語り草なりけり。
桑中喜語
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
崎
常用漢字
小4
部首:⼭
11画
稲
常用漢字
中学
部首:⽲
14画
荷
常用漢字
小3
部首:⾋
10画
“真崎”で始まる語句
真崎
真崎村