“眉雪”の読み方と例文
読み方割合
びせつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「遠慮のう」これは善信と向い合っている眉雪びせつの老僧のことばだった。はっと四郎は頭を下げてしまった。うっかりしていたがそれが法然上人であると気づいたからだった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その中に、ことし七十二になる眉雪びせつの老将が、ひときわ、途上に見送る領民の眼をひいた。
剣の四君子:02 柳生石舟斎 (新字新仮名) / 吉川英治(著)