相纏あいまつわ)” の例文
この歌は旅中の歌だから、他の旅の歌同様、寂しい気持と、家郷(妻)をおもう気持と相纏あいまつわっているのであるが、この歌は客観的な写生をおろそかにしていない。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)