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直段書
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ねだんがき
ふりがな文庫
“
直段書
(
ねだんがき
)” の例文
山村に眠る両親の
墳
(
つか
)
は未だそのままにしてあったので、幸作へ
宛
(
あ
)
てて手紙を送って、墓石のことを頼んで遣った。返事が来た。石の寸法だの、
直段書
(
ねだんがき
)
だのを細く書いて寄した。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
乾塩引は
素人
(
しろうと
)
の
俄
(
にわ
)
か干しに候間、何分身は砕け、うまみも無く候。されど今は
斯
(
こ
)
の品ばかりの時節に候。
尤
(
もっと
)
も、斯の品にて小なる物一本四十五銭に御座候。送り物に
直段書
(
ねだんがき
)
などは
可笑
(
おか
)
しく候。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
直
常用漢字
小2
部首:⽬
8画
段
常用漢字
小6
部首:⽎
9画
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
“直段”で始まる語句
直段