直奏ちょくそう)” の例文
「ご覧の如く、臣ら、長途を急ぎ参って、甲冑かっちゅうを帯し、剣を横たえておりますれば、謹んで、闕下けっかにご謁を賜う身仕度もいたしかねます。——願わくは、軍旗をもって、直奏ちょくそうおゆるしあらんことを」
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)