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白紙
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かみ
ふりがな文庫
“
白紙
(
かみ
)” の例文
白紙
(
かみ
)
を鼈甲の
笄
(
かうがい
)
に捲いた、あの
柳橋
(
やなぎばし
)
の初春の——
白紙
(
かみ
)
を捲いた
笄
(
かうがい
)
なんて、どうしたつて繪にはならない、そしてそれは
柳橋
(
やなぎばし
)
にはかぎつてゐないが
春
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
水野
越前
(
えちぜん
)
の
勤倹御趣意
(
きんけんごしゅい
)
のときも、
鼈甲
(
べっこう
)
の
笄
(
かんざし
)
をさしていて、外出するときは
白紙
(
かみ
)
を巻いて平気で歩いたが、
連合
(
つれあい
)
卯兵衛が代ってお
咎
(
とが
)
めをうけたのだ。
旧聞日本橋:20 西川小りん
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
白紙
(
かみ
)
を丸めた坊主つくりや、細くたたんで、兎の耳のように、ちょいと結んだ、仮定の人形の首に、色紙の着ものを着せて飾り、おばさんごっこをすることを覚えた。
旧聞日本橋:25 渡りきらぬ橋
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
白紙
(
かみ
)
が湯氣に濕つて——したたれるやうな緑の黒髮に對し、あの、しんめりした感觸——
春
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
敷石を二、三段上って古板塀の板戸を明け一足はいると、真四角な、かなりの広さの地所へ隅の方に焼け蔵が
一戸前
(
ひととまえ
)
あるだけで、観音開きの蔵前を二、三段上ると、網戸に
白紙
(
かみ
)
が張ってある。
旧聞日本橋:14 西洋の唐茄子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
“白紙”で始まる語句
白紙幣
白紙張
白紙命令
白紙命令書