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白痴脅
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こけおど
ふりがな文庫
“
白痴脅
(
こけおど
)” の例文
唯一不二
(
ゆゐいちふじ
)
の言葉ばかり使つてないにしろ、
白痴脅
(
こけおど
)
しの言葉は並んでゐない。あれはあれなりに出来上つた、他に類のない小説である。
雑筆
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「
白痴脅
(
こけおど
)
しを抜いて来たの、
嗤
(
わら
)
われたくらいでは気が済まずに、この上痛い目を見せてもらいたいとか? あははははは」
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
如何にも急造らしい小さな堂ですが、豪勢な調度や、金色
燦然
(
さんぜん
)
たる護摩壇は、如何にも流行の神らしく、
白痴脅
(
こけおど
)
かしのうちにも、人を壓する物々しさがあります。
銭形平次捕物控:111 火遁の術
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「よく判りました、奧樣。何の、
多寡
(
たくわ
)
が
白痴脅
(
こけおど
)
かしの化物ごつこくらゐ、
口幅
(
くちはゞ
)
つたいことを申すやうで恐れ入りますが、この利助の黒い眼で睨めば、一と縮みで御座いませう」
銭形平次捕物控:006 復讐鬼の姿
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
痴
常用漢字
中学
部首:⽧
13画
脅
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
“白痴”で始まる語句
白痴
白痴者
白痴殿
白痴美
白痴奴
白痴児
白痴漢
白痴嚇
白痴威
白痴猿