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痲痺
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しびれ
ふりがな文庫
“
痲痺
(
しびれ
)” の例文
が、そうそうは狙いが取れない、打ち外した杖で大地を叩き、
痲痺
(
しびれ
)
が腕へ伝わったか、ボロリと杖を落としてしまった。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
御承知か知りませんが、鰒に
中毒
(
あた
)
ると何もかも
痲痺
(
しびれ
)
てしもうて、一番しまい
間際
(
がけ
)
に
聴覚
(
みみ
)
だけが生き残ります。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
源助とお吉との會話が、今度死んだ凾館の伯父の事、其葬式の事、後に殘つた家族共の事に移ると、石の樣に堅くなつてるので、お定が足に
痲痺
(
しびれ
)
がきれて來て、
膝頭
(
ひざがしら
)
が
疼
(
うづ
)
く。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「四人の中では最初だった! 俺が一番最初だった! あの、
痲痺
(
しびれ
)
と陶酔とを味わったのは!」
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
痲
漢検1級
部首:⽧
13画
痺
漢検1級
部首:⽧
13画
“痲痺”で始まる語句
痲痺剤
痲痺薬