病症びょうき)” の例文
診察は即ち大場連斎がするのですから、成るほど是は容易ならぬ病症びょうきで、外面には爾までにも見えぬけれど心臓に余ほどの危険な所があるなどといい、一も二もなく監獄の病院へ入れました。
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)