“疾言”の読み方と例文
読み方割合
しつげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なぞの女は人を迷宮に導いて、なるほどと云わせる。ふうんと云わせる。灰吹をぽんと云わせる。しまいには腕組をさせる。二十世紀の禁物は疾言しつげん遽色きょしょくである。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)