“疎梅”の読み方と例文
読み方割合
そばい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こよいも彼は食後ひとり後苑へ出て疎梅そばいのうえの宵月を見出していた。薫々くんくんたる微風が梅樹の林をしのんでくる。——彼の歩みはふと止まった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)