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疇昔
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ちうせき
ふりがな文庫
“
疇昔
(
ちうせき
)” の例文
山陽が二十一歳から二十六歳に至る間の事である。
疇昔
(
ちうせき
)
より山陽の伝を作るものは、皆此幽屏の前後に亘る情実を知るに
困
(
くるし
)
んだ。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
われは前度の別をおもひて、サンタ夫人との應對いかがあらんと氣遣ひしに、夫人の優しく打解けたるさまは、毫も
疇昔
(
ちうせき
)
に異ならざりき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
西田猪之輔、渡邊三角洲両君とは別後と
疇昔
(
ちうせき
)
とに亘つて頻に語つた。中日文化協会の機関誌「満蒙」の主筆中溝新一君は生面の文人である。
満蒙遊記:附 満蒙の歌
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
そしてその酸き味のあとに舌に觸れる一種の
薌澤
(
きやうたく
)
に邂逅して、忽然として
疇昔
(
ちうせき
)
の情を囘想したのである。
すかんぽ
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
疇
漢検1級
部首:⽥
19画
昔
常用漢字
小3
部首:⽇
8画
“疇”で始まる語句
疇