“田里”の読み方と例文
読み方割合
でんり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われを見ていづれより来ませしぞと問ひかけたる少年こそは、狂ひて未だ日浅き田里でんりの秀才と覚えたり、世間真面目の人、真面目の言を吐かず、かへつてこの狂秀才の言語、尤も真意を吐露すらし。
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)