“でんり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:デンリ
語句割合
田吏50.0%
田里50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことにことしの秋はよくみのり、国中豊楽を唱えておりますれば、この際、各地の地頭官吏をはじめ、田吏でんりにいたるまでを、襄陽じょうようにあつめて、慰労のかりを催し大宴を張り、もってご威勢を人民に示し
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
われを見ていづれより来ませしぞと問ひかけたる少年こそは、狂ひて未だ日浅き田里でんりの秀才と覚えたり、世間真面目の人、真面目の言を吐かず、かへつてこの狂秀才の言語、尤も真意を吐露すらし。
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)