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産神
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うぶすな
ふりがな文庫
“
産神
(
うぶすな
)” の例文
途中さまざまの
隙
(
ひま
)
ざえで、
爺
(
じじい
)
どのもむかっぱらじゃ、秋谷鎮座の明神様、
俺等
(
わしら
)
が
産神
(
うぶすな
)
へ届け物だ、とずッきり
饒舌
(
しゃべ
)
ると
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ここで諸人横手を
拍
(
う
)
って、曰く、はるばる小田原の鎮守に貢した、神妙候奇特につき、総六の
産神
(
うぶすな
)
が下したもうた婿であると。この何者かは誰にも分らぬ。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
惟
(
おも
)
うに、親仁の
産神
(
うぶすな
)
は
彼処
(
かしこ
)
であるから、かく珍らしい、伊豆紫の若茄子に、
烏帽子
(
えぼし
)
を着せ、
狩衣
(
かりぎぬ
)
召させて、一粒種のお鶴という、娘の婿にでもする気であろう。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
産
常用漢字
小4
部首:⽣
11画
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
“産神”で始まる語句
産神様