“甘汞”の読み方と例文
読み方割合
カロメル100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孤独はしよつぱくて、岩塩かなんぞのやうに手荒くある。実験室の甘汞カロメルよりも、もつと白いものであるかもしれぬ。——ゆふぐれの中で、求道ぐどう者の匂ひの漂ふ、和蘭陀石竹。かげつた邈漠たる、その色。
(新字旧仮名) / 高祖保(著)