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琴棋
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きんき
ふりがな文庫
“
琴棋
(
きんき
)” の例文
琴棋
(
きんき
)
書畫いづれもおろそかなものはなく、わけても、踊りと唄は習はざるに體得して、これが、大變な魅力になりました。
銭形平次捕物控:319 真珠太夫
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
たたき、また、
僻村
(
へきそん
)
の友など訪ねて
琴棋
(
きんき
)
をもてあそび、詩画に興じ、まったく往来のはかり難い兄のことですから……今日も何処へ行きましたことやら?
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その時参考品
御物
(
ぎょぶつ
)
の部に
雪舟
(
せっしゅう
)
の
屏風
(
びょうぶ
)
一双
(
いっそう
)
(
琴棋
(
きんき
)
書画を
画
(
えが
)
きたりと覚ゆ)あり。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
川柳にも『
琴棋
(
きんき
)
書畫並べてばかり知りんせん』とか『
黒助
(
くろすけ
)
へ代句だらけの繪馬をあげ』とか、その頃の
洒落者
(
しやれもの
)
は、飛んだところで偶像破壞をやつて居ります。
銭形平次捕物控:280 華魁崩れ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
詩歌管絃
(
しいかくわんげん
)
か
琴棋
(
きんき
)
書畫だらう——、そんな六つかしいことも出來るのか」
銭形平次捕物控:280 華魁崩れ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
琴
常用漢字
中学
部首:⽟
12画
棋
常用漢字
中学
部首:⽊
12画
“琴棋”で始まる語句
琴棋書画