王女おうじょ)” の例文
だが、長い廊下ろうかのいちばんおくのへやだけは見せてやってはくれるな。あのなかには、きんのお城の王女おうじょの絵がしまってあるのだ。
それとも、だんだんからころげおちたくせに、うまく出世しゅっせして、王女おうじょさまをおよめさんにした、でっくりもっくりさんのおはなしをしようかね。
それから、ふたりは海をわたって、長いながいたびをつづけました。そうして、やっとのことできんのおしろ王女おうじょの住んでいるみやこにつきました。
「これはぜひ王女おうじょさまにおめにかけましょう。王女さまは金細工品がとってもおすきですから、きっと、みんな買いあげてくださいますよ。」
「あたしは王女おうじょです。いま十二人のおにいさまたちをさがしているところです。おにいさまたちを見つけだすまでは、青いお空のはてまでもいってみるつもりです。」