“玄王（げんおう）” の例文

「よろしい。それでは、おれたちのところへ来い。おれたちはな、金銀廟（きんぎんびょう）の玄王（げんおう）の手下の者だ。安心してついて来るがいい」

金の目銀の目 (新字新仮名) ／ 豊島与志雄(著)

いろいろ危急（ききゅう）なことがかさなっています。そしてまず第一に、玄王（げんおう）のことをさぐりださねばなりません。

金の目銀の目 (新字新仮名) ／ 豊島与志雄(著)

けれど玄王（げんおう）の部下達も、玄王が人質（ひとじち）になっているので、思いきって攻め寄せることもできませんでした。

金の目銀の目 (新字新仮名) ／ 豊島与志雄(著)

“玄王”の解説

余玄、玄王（げんおう）は、夫余の実質的な最後の王。346年に夫余は前燕の慕容皝の攻撃を受け、前燕は農安にあった夫余の国城を攻め落とし、玄王を前燕の都に捕虜として連行したが、その際に玄王は慕容皝の娘を娶った。
(出典:Wikipedia)

玄	常用漢字 中学 部首:⽞ 5画
王	常用漢字 小１ 部首:⽟ 4画