“玄牝”の読み方と例文
読み方割合
げんぴん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万物の玄牝げんぴんたる自然の母は、一切の生物を生み放しにして、彼ら自らその個体と種族を保存さすべく、生命本能という因果なものを与えてくれた。
老年と人生 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
(『老子ろうし』に曰く、「谷神こくしんは死せず、これを玄牝げんぴんという。玄牝の門、これを天地の根という」と)
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)