“玄境”の読み方と例文
読み方割合
げんきょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
耳を傾けて数十人、数百人、数千数万人の誠を一度に聴き得たる時にこの崇高の感は始めて無上絶大の玄境げんきょうに入る。——余が将軍を見て流した涼しい涙はこの玄境の反応だろう。
趣味の遺伝 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)