“玄信”の読み方と例文
読み方割合
もとのぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後に、武蔵を称し、政名、玄信もとのぶなどとも名乗った。号を、二天といい、晩年、二天道楽などと自署した物もある。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
時に、寛永二十年十月上旬の頃、九州肥後の地、岩殿山に上り、天を拝し、観音を礼し、仏前にむかひ、生国播磨の武士新免武蔵藤原玄信もとのぶ、年つもりて六十。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)