“獰惡”の読み方と例文
新字:獰悪
読み方割合
だうあく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
獰惡(だうあく)な野良猫(のらねこ)、お隣(とな)りの鷄(とり)を全滅(ぜんめつ)させた惡(わる)いヤツ、家(うち)の鯛(たひ)をさらつた盜癖(とうへき)のある畜生(ちくせう)、それが産(う)んだ兒(こ)は、このやさしい美(うつく)しいニヤン公(こう)である。
ねこ (旧字旧仮名) / 北村兼子(著)
當時遠島を申し渡された罪人は、勿論重い科を犯したものと認められた人ではあるが、決して盜をするために、人を殺し火を放つたと云ふやうな、獰惡(だうあく)な人物が多數を占めてゐたわけではない。
高瀬舟 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
當時遠島を申し渡された罪人は、勿論重い科を犯したものと認められた人ではあるが、決して盜をするために、人を殺し火を放つたと云ふやうな、獰惡(だうあく)な人物が多數を占めてゐたわけではない。
高瀬舟 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)