“猿梯子”の読み方と例文
読み方割合
さるばしご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だから、二階の梯子はしごはとりはらわれて、あたしたちのあたっている頭の上を、猿梯子さるばしごをかけて登ってゆく、物干場は、一度窓から出て、他家よその屋根に乗り、そして自分の家の大屋根にゆく仕かけだった。
旧聞日本橋:02 町の構成 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)