状差じょうさ)” の例文
いっそ何気なさそうな顔をして部屋のすみ状差じょうさしに、その持てあました葉書を押し込んで、フンといった気持で畳の上にごろりと寝ころんでもみましたが、一向に形が附かず
風の便り (新字新仮名) / 太宰治(著)