“犬養木堂”の読み方と例文
読み方割合
いぬかひもくだう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お薬師様が刀の鑑定（めきゝ）に下手で、加之（おまけ）に無口だから可（い）いやうなものの、若（も）しか犬養木堂（いぬかひもくだう）のやうな鑑定（めきゝ）自慢で、口汚ない仏様だつたら溜（たま）つたものでは無からう。
茶話：02 大正五（一九一六）年 (新字旧仮名) ／ 薄田泣菫(著)
この方法を人間に応用してゐるのは犬養木堂（いぬかひもくだう）で、寺内首相の噂をする時には、いつも口癖のやうに
茶話：03 大正六（一九一七）年 (新字旧仮名) ／ 薄田泣菫(著)