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物類称呼
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ぶつるいしょうこ
ふりがな文庫
“
物類称呼
(
ぶつるいしょうこ
)” の例文
『
物類称呼
(
ぶつるいしょうこ
)
』は百七八十年前の採集であるが、その中には薺を尾張あたりで爺の
巾着
(
きんちゃく
)
婆の巾着といい、奥州津軽では雀のダラコというと出ており、前の方は知らず
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
古来いろいろな解釈があるらしいけれども、梅雨に入って吹くのをクロハエ、梅雨半に吹くのをアラハエ、梅雨晴るる頃より吹く南風をシラハエという『
物類称呼
(
ぶつるいしょうこ
)
』の説に従って置く。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
日本の農村生活の変遷を
窺
(
うかが
)
うべき好史料に、
吾山
(
ござん
)
という俳人の
編輯
(
へんしゅう
)
した『
物類称呼
(
ぶつるいしょうこ
)
』五巻がある。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それが例の
蒙求
(
もうぎゅう
)
を囀るという
諺
(
ことわざ
)
の引続きであって、しかも句としては新らしかった。『
物類称呼
(
ぶつるいしょうこ
)
』は安永年間の書物であるが、あの中には関東で「一筆啓上せしめ候」、
遠江
(
とおとうみ
)
国においては
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“物類称呼”の解説
『物類称呼』(ぶつるいしょうこ)は、江戸時代に俳諧師の越谷吾山によって編纂された方言辞典。安永4年(1775年)刊。
約550項目を意味によって7部門に分け、日本全国の方言約4000語が集められている。
(出典:Wikipedia)
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
類
常用漢字
小4
部首:⾴
18画
称
常用漢字
中学
部首:⽲
10画
呼
常用漢字
小6
部首:⼝
8画
“物類”で始まる語句
物類品隲