“片拳”の読み方と例文
読み方割合
かたこぶし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、その口から片拳かたこぶしをはずしながら、大きな眼鏡を長い紐と一緒に片方ずらかしにして、円い、光った、悪童のような眼をする。そして、ちょっと、その傍の庄亮の肱をつっ突いた。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)