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片割
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かたわ
ふりがな文庫
“
片割
(
かたわ
)” の例文
やはり
敵方
(
てきがた
)
の
片割
(
かたわ
)
れであった。うかつなことをさきに口へもらさなくてよかったと、咲耶子は心のうちで思うのだった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おかげで俺の
敵
(
かたき
)
は打った、まだ
片割
(
かたわ
)
れは二人残っているが、それは
三月
(
みつき
)
か
四月
(
よつき
)
の
後
(
のち
)
だ、しかし、その時は、別にお前の手を借りなくても好いから、心配しなくって好い、では別れよう、別れの
印
(
しるし
)
に
黄灯
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「やい、戸倉。どこへ隠したのか、黄金メダルの
片割
(
かたわ
)
れを!」
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
助けて慈悲にならぬのは心中の
片割
(
かたわ
)
れであります。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
割
常用漢字
小6
部首:⼑
12画
“片割”で始まる語句
片割月