“爻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かう50.0%
こう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六十四卦の中でこの「地山謙」だけがどのかうにも凶が出ず、その代りどのかうも謙を守つて終りをまつたくするといふ約束を持つてゐる。
地山謙 (新字旧仮名) / 片山広子(著)
五百の兄広瀬栄次郎がすでに町人をめて金座きんざの役人となり、そののち久しくかね吹替ふきかえがないのを見て、また業をあらためようとした時も、抽斎はこのこうを引いてさとした。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)