燭架キャンドル)” の例文
その海岸の広場にある王宮といっても、簡易な三層の漆喰建しっくいだてであるが、ともあれ、オーマンをべる大元首のいますところ。花火、水晶の燭架キャンドル眼眩まばゆいなかに、今宵の客人がいと静かに参上する。
人外魔境:10 地軸二万哩 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)