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燧火
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マッチ
ふりがな文庫
“
燧火
(
マッチ
)” の例文
「ま、待たっしゃれ今燈明を
点
(
つ
)
ける。」と
膝行
(
いざり
)
歩きて、
燧火
(
マッチ
)
か、附木か、探す様子。
江戸児
(
えどっこ
)
焦
(
じ
)
れ込み、「こう早く教えてくんねえ。御前様が待っていなさらあ。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その晩、また
昨夜
(
ゆうべ
)
のように、
燧火
(
マッチ
)
だけは
枕頭
(
まくらもと
)
へ置いて火の用心に
灯
(
あかり
)
は消して寝たんですが。
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「何、この方が勝手です、
燧火
(
マッチ
)
を一つ置いといて頂けば沢山で。」
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“燧火”の意味
《名詞》
燧火(すいか)
打ち火。切り火。
狼煙。烽火。
(出典:Wiktionary)
燧
漢検1級
部首:⽕
17画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
“燧火”で始まる語句
燧火石